<キーホルダーをデザインしてみよう>ワークショップレポート

【概要】
日程:3月29日(水)
時間:10:00~11:00
場所:岩木庁舎 多目的室

 

【内容】
弘前市で活躍しているクリエイター、大澤さんによる体験型ワークショップ。
今年度から始動したクリエイターズステーションによる企画です。
今回のテーマは、「キーホルダーをデザインしてみよう」。
園児自身が描いた絵で、缶バッジマシンを使ってキーホルダーをつくるという企画です。
デザイナーという仕事の紹介について、絵をデザインして終わりという伝え方ではなく、今回はデザインしたものを形にする→それを違う人に見てもらって評価してもらうというクリエイターの職業体験を園児のみなさんにしていただくことにしました。

 

【参加】
大浦保育園児さん25名

 

【講師】

大澤 泰智
デザインスタジオグリームワークス代表。1979年生まれ、北海道出身・青森県弘前市在住。
50’sアメリカンポップカルチャー・ロックアンドロール・東ヨーロッパデザインを好む。
それら輸入要素と津軽地方に根付く伝統的モチーフの融合から、新たなデザインを
生み出そうと模索中。仕事でのデザインのほか、イラスト・油絵・写真も嗜む。

 

【ワークショップ】
最初に、大澤さんが自己紹介として、過去に自分がデザインしたポスターなどを見せながら「デザイナー」というお仕事がどんなことをするかを、簡単な言葉を使って子ども達に説明してくれました。
今回は、缶バッジのキーホルダーを作るという作業を通して、デザインのお仕事を体験してもらいます。

まず、渡された紙に自由に絵を描く子供達。
丸く線で区切られた中に絵を描かないとはみ出てしまってバッジにした時に見えなくなってしまいます。
小さい丸の中に絵を描くのは大変でしたが、気を付けながら好きな絵を描きました。

絵を描いた子たちから順に大澤さんのところに持ち寄り、それをキーホルダーにしてもらいました。
缶バッジを作る専用の機械も初めて目にする子ども達。自分たちの描いた絵がバッジになっていく工程を興味深げに見ていました。

自分の描いた絵がキーホルダーになってみんなとても喜んでいました。
完成したキーホルダーは、そのままお持ち帰りしていただきました。

紙に描いた絵に一工夫することで、バッジという全く違う物になりました。
キーホルダー状になっているので、バックや鍵など、何かにつけることができますね。
お家の人にプレゼントすると言っていた子ども達もいました。
自分で何かを作って、それを自分で使う・誰かに使ってもらうということを、バッジ作りを通して体験してもらうことができたと思います。