<タギングをやってみよう>ワークショップレポート

【概要】
日程:5月22日(月)
時間:10:00~11:00
場所:岩木庁舎 多目的室

 

【内容】
弘前市の友好都市である北海道斜里町を拠点に活躍しているダンサー・クリエイター、METHさんによるワークショップです。
今回のテーマは「タギング※をやってみよう」ということで、子ども達が自分だけのタギング(サイン)を描きましたました。
子ども達に分かりやすくストリートアートの文化や方法を教え、絵や文字で表現するヒントを伝えます。
※タギング…元はサインのように個人や集団のマークとして街中に描かれたもの。

 

【参加】
よつば保育園年長さん15名

 

【講師】

METH(メス)
北海道斜里町出身在住のダンサー・クリエイター。
日本を代表するHIPHOPダンスクルー「XXX-LARGE」のメンバーである。ダンスにおいてはHIPHOPを主体に様々なジャンルを吸収し、個性、エンターテインメント性への強いこだわりを持ち、常に自分の芸術を追求し進化し続け、アーティスト振り付、PV出演等の他、TV出演、月刊誌漫画連載、イベントプロデュース、アパレルブランドプレス、などダンス以外にも活躍するマルチクリエーターである。
常にネタ帳を持ち歩くなど、自分のアイディアや感性を生かす努力を惜しまない。
2011年からは北海道 斜里を活動拠点として全国・海外で活動している。

 

【ワークショップ】
CREATOR’S STATION(岩木庁舎 多目的室)を訪れたよつば保育園の子ども達は、最初はどこか緊張した表情をしていました。
それでも、目の前に置かれたカラフルなペンや画用紙には興味津々な様子です。

講師のMETHさんが、挨拶をした後に、ワークショップの内容を説明し始めました。
「タギング」とは、自分の描いた絵などに名前を残すサインの様なものであるということ。
そして、それ自体をカッコよく描けるように、いろんなコツがあること。

 

まず、METHさんが自分のタギングをその場で描いて、子ども達にお手本として見せました。
子ども達にとっては、絵のような文字のような不思議なタギングを初めて見る機会となったと思います。

その後は、子ども達それぞれの名前をローマ字で書いたお手本を用意し、まずはひたすら自分の名前をローマ字で書く練習をしました。
「自分の名前は人生で一番たくさん書く文字」「ローマ字で書けるとカッコいい」「お手本を見ないでも書けるようになったらすごい!」というMETH先生の言葉に、みんな一生懸命に練習しました。
練習用の紙がいっぱいになるまで何十回も描いた子や、お手本を見なくても描けるようになった子がたくさんいました。

自分の名前をローマ字で書けるようになったら、次は文字を飾る技を教わります。
矢印や天使の輪のような形など、色々な描き方をMETHさんが教えてくれました。

自信が着いたら、カラフルな短冊形の色画用紙から、それぞれ好きな色を選び、1人1つずつ大きくタギングを描きました。
これは、子ども達がそれぞれ持って帰って、お家の人に見せることができました。

最後に、白いコンパネの中央にMETHさんがカッコいいタギングを描き、その周りに子ども達全員が一人ずつ、自分のタギングを描き、METHさんと子ども達が、タギングを通して交流したという記念の作品になりました。

そして、自分のタギングを持ってMETHさんと写真撮影をしました。