<津軽塗の職人気分を味わおう>ワークショップレポート

【概要】
日程:10月29日(日) CREATOR’S TRAIN Day 2
時間:12:00~13:00
場所:Space DENEGA

 

【内容】
真鍮のペンダントトップやワインストッパーなど、こどもから大人まで、男性でも女性でも使える様々なアイテムを使って津軽塗等の研ぎ出し体験をします。

 

【参加】
一般公募 12名

 

【講師】

 

漆雫~うるしずく~ (塗師)
北畠 栄理子
『漆雫』として津軽塗や漆塗を制作している。
津軽塗や漆塗りに螺鈿、蒔絵、漆絵などワンポイント加えた作品を得意とし、津軽塗4技法[唐塗/七々子塗/紋紗塗]のすべてを塾(こな)す。
自身の作品以外に「津軽金山焼」とのコラボの漆絵金魚盃、「BLUE HAWK silver studio」とのコラボでは津軽の次世代jewalry[TUGARU×ORIGINAL=『TUGINAL』]等、日常使いの《カワイイ&カッコイイ》を自慢できるアイテムを日々制作。

 

【ワークショップ】
イベント『CREATOR’S TRAIN vol.2』Day 2内にて開催いたしました。
始めに、北畠さんがどのような経緯で塗師になったのか、またどのような活動をしているのかについてお話しいただきました。

 

そのあと、研ぎ出し体験に用いるアイテムはどのようなものがあるのか一通り説明を受けたのち、1人1人気に入ったアイテムを選びました。

 

ついに研ぎ出しスタートです!
まず、目の粗いやすりをブロック状の木に巻き付け、水をつけて研いでいきます。研いでいくにつれて、何層にも重ねられた色が上から順にでてきて、徐々に模様になります。

回数を重ねるうちにどんどん模様がでてくるので、とても楽しそうに研いでいます。
しかし、アイテムによっては、見た目以上に体力のいる作業のようで、みなさん奮闘しておりました。

 

一部を研ぎすぎてでこぼこになってしまわないよう、注意して研ぎます。北畠さんが回って、チェックし、アドバイスしていきます。

 

自分の好みの模様になったら、きめの細かいやすりで研ぎ、表面を滑らかにして完成です。
研いだものは北畠さんが仕上げを施し、後日参加者の皆さんの手元に届きます。